3/9ソロライブに向けて鋭意制作中。
昨日は息子を寝かしつけてから、新作をひとつ。
一部抜粋して載せますね。
切り花はやはり人工的で、咲いて散って放っておけばそのまま地面に還っていくだろう街路樹の花たちとは違うもの。どこか一つのところに根付いたり、絡み合って子孫を残したりしない、切り花を愛でる人間がニセモノの生殖行為を楽しむのはとても深いつながりがある。きっと。
こんな感じです。切り花って良い意味で、生活空間に違和感を生む。
最近考えてることを作品に織り込んでいくと、
どうもいわゆる「常識」や「モラル」と違うところに辿り着いてしまって、
聴く人によっては驚かれるかもしれない。
でも、そこも含めてわたしの詩だから。
よかったら会いにきてくださいね。
『第一回 詩-河野宏子-』
日時:2019年3月9日(土)開演20:00〜
※終演が21:00を過ぎる可能性がありますので未就学児の入場はご遠慮ください
会場:ライヴ喫茶亀
入場料:1000円
【声明】
詩人を名乗って、気づけば15年以上が過ぎた。
”詩だったら文字で書けば良いのに、なぜ朗読するの?”
初めて会う人からそう聞かれることは相変わらず。
なぜ朗読するのか。それは、
その方が、より詩になるから。
と答えるしかないのだけれど、
咀嚼して嚥下し腑に落ちるまでに時間を要するのは
人間が感覚器や臓器を使って生きている以上、仕方のないこと。
誰かと向き合うように詩を書き、
話すように読む。
身体があるんだ、対話しよう。
↓百合の葉っぱも生けました(花器は、松江直樹さんの作品です^^)