2019-06-08 梅雨の朝のつめたさ 梅雨空なのに 明け方は眩しくて目が覚めて 昨日借りてきた詩集をめくる。 久しぶりに 藤井貞和さんの詩が読みたくなった 「ラブホテルの大家族」って 改めて良い題 この本が発行された1984年と 2019年の今では ラブホテルの印象も随分変わったと思うけれど 生殖目的の行為がたぶんほぼ行われてない場所 つまり大家族とはうんと遠いところにあるのに 生殖もそれ以外も入り口は同じ 生きながら少しずつ死んでいく。 女は生まれる前の赤ん坊ですら 卵子を減らしながら産まれてくるらしい 人間は矛盾を抱えてる 死の本質は 時間の海に溶けてなくなること、 なのかもね